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市民向け介護講座

12月の自助具製作教室(紙パックハンドル)

12月11日(土)に自助具製作教室で紙パックハンドルを製作しました。

まずは、アクリル板に鉛筆で、寸法とりを行います。

ここで寸法が狂うと、上手くできあがらないため、指導のボランティアの方の目つきが鋭くなります。

電熱線を温めて、アクリル板を押し付けます。

アクリル板がやわらかかくなったタイミングで、型に合わせ曲げていきます。 火傷しないように慎重にしていただきました。

簡単なようで、難しい作業でした。

右手と左手の力の入れ具合に差があると、アクリル板が捻じれてしまいます。

捻じれたものは、ボランティアの方がすかさず修正してくれました。

今度は、紙パックハンドルの持ち手部分の作業に入ります。

折り曲げる部分が短いと、熱くて力が入りにくく難易度が一気に上がります。

アクリル板同士を、カシメでつなげます。

あまり力をいれ金槌で叩くと、苦労して折り曲げたアクリル板が割れてしまいます。 慎重に、慎重に金槌で叩きます。

完成しました。

手に力が入りにくい方も、この紙パックハンドルがあることで持ちやすく・注ぎやすくなります。

参加者の中には、紙パックハンドルの製作は2回目の参加という方もいらっしゃいました。 お聞きすると以前作ったものが使いやすかった、家内と喧嘩にならないように自分の紙パックハンドルを作りたくて今回も参加したとのことでした。

指導されたボランティアの方も、作り手として日々の生活で使って頂けることが何よりも嬉しいとお話されていました。

モノづくりは楽しいですね。

毎月1回、当センターでは自助具製作教室を実施しております。

皆さまのご参加、お待ちしております。